NEWSページの過去ログ 2021
中之条町の旧廣盛酒造にて2009年より続くイベント「秋、酒蔵にて」が行われています。今年の開催期間は2021年12月11日より19日まで。秋というより冬になってしまいましたが、とにかく楽しそうですね。今回のテーマは「茶道」だそうです。四万温泉へのご旅行の行き帰りにお立ち寄り頂ければ幸いです。詳細は下記リンクよりご確認下さい。
先週き引き続き鳥の写真です。11月も終盤になり、色付いていた葉が落ちて野鳥たちの観察が容易になってまいりました。
写真は一昨日の昼に四万ゆずりは荘裏で撮影したガビチョウです。以前も記しましたが、ガビチョウは正確には野鳥と分類するべきではないとのこと。元々は中国南部から東南アジアにかけて棲息していた鳥ですが、日本にはペットとして輸入されました。それがカゴ抜けや飼育放棄による放鳥の末に繁殖し、すっかり定着してしまった種類の鳥です。彼等にしてみれば人間の都合で生息域を変えられたという側面もあり、一概に害鳥扱いするのは如何なものなのかとも思いますが、大音量のさえずりと農作物への食害の所為であまり歓迎はされていないようですね。逞しく四万の山奥にまで姿を現すこの鳥を見る度に、なんだか複雑な気持ちにさせられます。
本日(2021年10月18日)昼休み中に日向見公園で撮影したヒヨドリ。針葉樹の赤い実をくわえています。この木はイチイでしょうか?イチイは秋になると赤い実をつけるらしいのですが、あまり詳しくないので分かりません。いずれにせよ深い緑と鮮やかな赤のコントラストは美しいですね。色彩的には早くもクリスマスのようです。
それにしてもヒヨドリたちは食欲旺盛です。私が傍にいることに気づいている感じでしたが、この赤い実の魅力には勝てなかったようで、わずかな時間ですがレンズの前に姿を見せてくれました。他にも数羽がこの木にはいて、先を争うように赤い実を啄んでいます。賑やかな秋の日向見公園です。
四万温泉の紅葉はまだまだですが、一足先に天空の湖『野反湖』の周辺では紅葉がいい感じになっています。写真は先週中ごろに撮影したものですが、いかがでしょうか?
野反湖の湖面の標高は約1500mあります。周囲の山々はそれ以上の標高となりますので、標高650mの四万温泉界隈に比べると、その差1000mほど。紅葉の進行が早いのも納得ですね。
野反湖とその周辺のことは時折記しておりますが、この天空の湖は四万温泉から車で一時間ほどかかる高原にあります。同じ中之条町に属しますが離れた場所なので四万の行き帰り、あるいは連泊中日の行楽などにおすすめの観光スポットです。
さて、新緑のシーズンに四万温泉内を周回しておりました巡回バス「四万温泉ぐるりんバス」が秋季シーズン運行を始めます。期間は2021年10月16日~11月14日です。詳細は下記リンクよりご確認下さい。
⇒四万温泉ぐるりんバス
社会状況を鑑みて一般公開を延期しております中之条ビエンナーレですが、インターネットを用いての映像公開が行われております。公式サイトによると「アートにおける鑑賞の方法の一つとして、今回の中之条ビエンナーレで新しく始まるインターネット上での作品公開はどのような鑑賞体験をもたらすのか。私たちが営む日常世界とは少し違う、もう一つの新しい世界を作り出すことを試みます。」とあります。
下記リンクからご覧いただけますので是非!!
2021年中之条ビエンナーレ公式サイト
9月に入った途端、雨が続くなどはっきりしない天候が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、写真のように2年に一度の芸術イベント「中之条ビエンナーレ2021」の準備が町のあちこちで進んでいます。今回の開催期間は2021年9月13日(月)~10月13日(水)までの一か月間。中之条市街地、伊参、四万温泉、沢渡&暮坂、六合の5エリアに約40か所の会場が設けられます。参加する作家は125組。例年通り見応えのある内容になるのではないでしょうか?イベント詳細は以下の公式サイトをご覧下さい。
梅雨が明けた途端に暑い夏がやってきました。四万温泉周辺の気候ですが、日中はさすがに気温が上がるものの、朝夕などはたいへん涼しくて過ごし易い気候となっております。写真はそんな朝のひとコマです。今朝7時半頃にゆずりは荘の傍らに立つ背の高い針葉樹の上で良く通る涼しげな声で鳴くオオルリの雄を見かけました。一応撮ってみましたが、相手は辺りで一番高い木のてっぺんです。被写体が小さい上にかなりの距離があるので望遠で撮ったものを大胆にトリミングしてようやくこの程度に仕上げました。とりあえずオオルリが鳴いている様子をご確認いただければということでアップしてみましたが、いかがでしょうか?
代表的な高原の夏鳥として知られるオオルリ。特に雄は頭から背中にかけての美しい瑠璃色が特徴なのですが、この個体はこちらを向いて鳴いていた為にブルーがあまり目立たないアングルとなってしまいました。近くに降りてくれればなどと思うのですが野鳥ですのでこちらのオーダー通りにはいかないですね。
前回に引き続き野反湖の話題で恐縮です。野反湖周辺はレンゲツツジの季節から緩やかにノゾリキスゲ(ゼンテイカ=ニッコウキスゲ)の季節へとシフトしている最中です。他の山野草たちも種類が多く、特にコマクサやベニサラサドウダンなどは小さい花ながらしっかりとその存在をアピールしています。
野反湖の入口、野反峠(富士見峠)から八間山への登山道を少し登るとコマクサの群生地への分岐になります。分岐より少し進むとガレ場の斜面に張られたロープによって保護された高山植物の女王・コマクサの可憐な姿を楽しむことができます。土壌成分の具合でしょうか?ここのコマクサは色が濃いようにも感じられますが、このビビッドさも一興ですね。今しばらくは楽しめそうですので、四万温泉へのご旅行の際に是非一度足を延ばしてみませんか?
数日前に野反湖に行ってみました。このページで時々記していますが、野反湖は四万温泉からは車で1時間ほどの高原にある湖です。湖面の標高は1500m。周囲は2000m級の山々に囲まれ中央分水嶺の一角をなします。行政区分は四万温泉と同じ中之条町に属しますが、いやはや面積的には広い町で・・・ちなみに四万温泉も野反湖も上信越国立公園に含まれております。
さて、天空の湖・野反湖の湖畔は色鮮やかなレンゲツツジが見頃を迎えていました。コバイケイソウの白い花も傍に咲き揃っていましたし、タニウツギなど初夏の花もまだ残っており、気の早いゼンテイカ(ニッコウキスゲ・ノゾリキスゲ)も一輪、また一輪とちらほら確認できて全体として花の高原といった印象で夏山ムードは満点でした。
花々を眺めながら湖畔をあちこち散策する途中、レンゲツツジの花の中をちょこまかと飛び回りながら、しきりに鳴くノビタキの雄を見つけたので記録のつもりで撮影してみました。いかがでしょうか?。ノビタキは夏鳥として日本に渡って来るビタキ類で、本州では主に標高の高い高原地帯で確認できます。雄は喉元のオレンジ色が目立ちます。反対に雌は全体的に茶褐色で地味な印象です。写真には納められませんでしたが近くに雌のノビタキもいましたので、この雄は綺麗なツツジの中にとまってしきりに自己アピールをしていたのでしょう。なんだか健気で可愛いですね。
四万温泉にご旅行の際には少しだけ足を延ばしてみませんか?
一応、関東地方も梅雨入りしたようですが、晴れたり降ったり曇ったりと、なんとなく落ち着かない天候が続く今日この頃です。
写真は本日(2021年6月17日)正午頃に四万湖畔で撮影したキセキレイです。この時の天候は晴れ。湖脇の電線にとまって「チチン、チチン」としきりに鳴いていました。
キセキレイは夏になると見かけるようになる野鳥ですが、基本的には留鳥なので冬季はもう少し南の方で越冬しているのでしょうか?。水辺を好み、水辺に棲息する昆虫やクモ類などを捕食します。お馴染みハクセキレイの仲間ですが、キセキレイの方が人間に対する警戒心は強いようですね。当館周辺では駐車場側でハクセキレイが陣取っている所為か、川側で時折見かける程度で登場回数は少なめです。セキレイの仲間はみな可愛い姿をしているのですが、縄張り意識が非常に強いのが特徴。きっと、お互いの為に良い距離感を保っているのでしょうね。
写真は今朝(2021年6月11日)の奥四万湖です。出勤前に少し寄り道をして四万川ダムの堤体の上から撮影しました。近くの緑は色鮮やかに見えましたが遠く稲包山に続く山なみは朝もやで白く霞んでいました。
四万川ダムは下流域の治水を主な目的としたダムなので、梅雨前から秋にかけてはダム湖(奥四万湖)の水位が低くなります。満水位との差は今日現在で-14.4m。水位が低くなった分、堤体の上から湖面までの高さが増して迫力がありましたね。四万ブルーとしてすっかり有名になった湖の色は天候などによって微妙に変化します。温泉と共に四季折々の表情を見せる四万温泉の観光名所・奥四万湖にも是非お立ち寄り下さいね。6月中はダム見学に便利な周遊バスも出ております。詳細は下記リンクからご確認下さい。
6月に入り中之条ガーデンズではローズガーデンのバラたちが見頃を迎えております。昨日(2021年6月5日)は午前中に青空が見える良いお天気だったので、ちょっとだけローズガーデンの様子を覗いてみました。広大な敷地の一角に造営されたバラの庭園はいくつかのブロックに区切られた設計がされておりますが、各ブロック毎に工夫を凝らした個性的な見せ方で鑑賞に訪れた人々の目を楽しませています。四万温泉へのご旅行の際には是非お立ち寄り頂ければ幸いです。
桜の木にとまるメジロです。メジロやヒヨドリ、スズメなどの野鳥は雑食性で花の季節には蜜を吸うために桜に集まってきます。メジロはその体色からウグイスと混同されることが多いのですが、本当のウグイスはもっと地味な色で花の傍ではあまり見かけません。ウグイスはとても警戒心の強い野鳥で藪の中を好む習性があり、例の鳴き声を聴いても姿を確認することは稀。反対にメジロは花の蜜を求め、枝から枝へとちょこまか動き回っているので、この季節は特に見つけ易いですね。写真は四万川ダム下の日向見公園で撮影したものですが、四万温泉の桜もそろそろ終盤となりました。今は山全体の新緑が淡いトーンで広がり始め、爽やかな芽吹きの季節に差し掛かっています。良質な温泉と共に周辺の自然や季節の移ろいなどをお楽しみ頂ければ幸いです。
2021年4月1日より2021年6月30日まで期間限定ではありますが四万温泉内と奥四万湖を周回するバス『四万温泉ぐるりんバス』が運行されます。ゆずりは地区も通るので奥四万湖観光のバリエーションに加えてみてはいかがでしょうか?
四万温泉ぐるりんバスの詳細はこちらでご確認下さい。⇒リンク
4/18追記
さて。中之条ガーデンズが4月17日にグランドオープンしました。
オープン当日は雨でしたが、一夜明けて天候が回復したのでちょっと覗いてみました。雰囲気だけでもお伝えしようと思い立ち、動画にざっくりとまとめましたのでご覧頂ければ幸いです。
群馬県吾妻地方の桜前線は渋川方面から徐々に吾妻川の川上へと登ってきています。数日前に中之条の町中では満開になりました。四万温泉へ桜前線が届くのはもうしばらく先になるでしょうけれど、全体としては例年よりも1週間から10日ほど早い印象です。
写真は桜の木にとまるヒヨドリです。中之条町内での撮影ですがヒヨドリやメジロは花の咲く桜の木に集まる傾向がありますね。花の蜜を吸う習性があるからということですが、桜の開花を楽しみにしているのは人間だけではないということでしょうか。メジロが同じ目的で寄ってくると追い払う習性があるようですが、自然界にも花見の場所取りがあるとは思いませんでした。
2021年4月17日にグランドオープンを迎える中之条の新名所『中之条ガーデンズ』。この公園の北側に広がる花桃の丘が見頃を迎えています。花桃のピンク、レンギョウの黄色、ユキヤナギの白が青空に映えますね。少し離れて眺めると丘陵地帯にピンクのベールをかけたように見えます。ここのところ急に暖かくなってきたので開花の時期は例年よりも少し早い印象ですね。4月11日までは無料で観覧できますので、四万温泉への行き帰りに足を運んでみてはいかがでしょう?
中之条ガーデンズは4月12日~16日までの間、オープン準備のため閉園になります。詳細は下記でご確認下さい。
昨年も3月にお伝えしましたが、四万川ダム下の日向見公園でマンサクの花が咲き始めています。写真は今朝(2021年3月12日)撮影したものです。早春の山里でまず最初に咲くことから転じて「マンサク」と呼ぶとか・・・。諸説ありますが、この四万温泉周辺の風景を見るとなるほどなぁと思います。木々の芽吹きも未だ訪れない山里に真っ先に色を添えるマンサクの黄色。低彩度の風景ばかりのこの季節には一際鮮やかな印象ですね。
2021年ゴールデンウィークのネット先行予約の受付を開始しました。お申し込みは下記リンクからお願い致します。
数日前にお客様から頂いたバラの花を食堂に飾ってみました。少し雰囲気が変わって華やかになりますね。
3月に入り、少しずつ温かな日も増えてきた印象です。中之条の町内では梅の花が咲いていますが、山間部にある四万温泉が花の季節になるのはもう少し先になります。少し遅い四万の春をあたたかな温泉と共にお楽しみ頂ければ幸いです。
本日、2021年ゴールデンウィークのネット先行予約の受付を開始しました。お申し込みは下記リンクからお願い致します。
青空が美しかったので一枚撮ってみました。本日(2021年2月20日)の正午近くに撮影した四万温泉の国道353号沿い、桐の木大橋付近の様子です。
一昨日の晩は気温が低くアスピリンスノーのような軽い雪が吹いてくる天気でしたが、昨日は朝から天候が回復しました。気温はまだ低く肌寒い一日でしたが、前夜に降った雪も陽光に照らされてすぐに消えました。そして本日は南風が吹き込んだ影響で気温も上昇し、春の訪れを実感できるようないいお天気になりました。まさに三寒四温の時期に突入していますね。これから先、時間が逆戻りして真冬のように寒い日もあるとは思いますが、全体として季節がゆっくりと回り始めた印象が残る明るい風景でした。