NEWSページの過去ログ 2018年5月


日向見薬師堂

5月も終盤になり、一雨ごとに緑が色濃くなる四万の山里です。ヤマボウシやウツギの花も咲き始め、オオルリやキビタキの囀りも聴こえるようになり、山中が夏を迎える準備に余念がないといった趣ですね。このように温かくなると徒歩で四万のあちこちを散策する観光のお客様の姿も増えてまいりますが、四万ゆずりは荘から少し奥に入った日向見(ひなたみ)エリアにある日向見薬師堂は、訪れる人も多い四万屈指の観光スポットのひとつで、以下のような伝説と歴史が語られています。
永延3年(989年)のころ、源頼光の家来、碓氷貞光(うすいのさだみつ)が越後から四万奥の木の根峠を越えて現在の日向見付近に辿り着き、谷川の音に心を静めて一晩中お経を読んでいたそうです。夢の中に現れた一人の子どもから「あなたの読経の真心に感心し四万(よんまん)の病気を治す温泉を与えよう、われはこの山神である」とのお告げを聞き、目を覚ますと渾渾と温泉が湧き出ていた・・・という四万温泉発祥の伝説がこの地に残されており、件の武将、碓井貞光が日向守であったことから、四万温泉の開湯地を特に日向見と呼んでいるとの説もあります。また貞光は、御伽草子の中で大江山の酒呑童子退治で活躍した頼光四天王の一人として描かれています。渡辺綱や坂田金時ほどメジャーではありませんが、ご存知の方も多いのではないでしょうか?時は下り、慶長3年(1598年)時の領主、真田信幸の武運長久のために、この伝説の地『日向見』に薬師堂が建立されました。真田一族と当地の結びつきの深さは大河ドラマなどで度々描かれているので広く知られておりますね。薬師堂は室町時代の建築様式(唐様和様の折衷)を残しており、現存する県内最古の寺院建築と言われています。規模的には小さなお堂ですが、国指定の重要文化財に指定されており、付近には足湯や御夢想の湯などもあります。日向見エリアへは四万ゆずりは荘から徒歩で10~15分ほど。ご滞在中の散策におすすめです。


四万湖

中之条の町から四万温泉に移動中、道路の左側に見える『四万湖』はアーチ式の『中之条ダム』によって堰き止められたダム湖です。一方、何度かこのページでご紹介している『奥四万湖』はゆずりは荘よりも更に奥にあり、こちらは重力式ダムの『四万川ダム』によって作られました。双方、四万川水系のブルーの湖水であり、名前も似ている所為か混同されがちなのですが、全く別の湖です。

四万湖も奥四万湖もグリーンシーズンにはカヌーなどのアクティビティをお楽しみ頂けます。インストラクターによる丁寧な指導がありますので初心者でも安心ですね。神秘的な青い湖の上で、のんびりカヌーに揺られてみませんか?
アクティビティの詳細は下記にてご確認ください。
レイクウォーク

グリーンディスカバリー


野反湖のシラネアオイ

中之条町六合地区の奥に「天空の湖」と称される野反湖があります。湖面の標高は約1500m、かなりの高地ですので新緑はまだ始まったばかりです。富士見峠(野反峠)に立って湖を見渡せば高原の涼しい風が吹き渡ります。
この天空の湖の東側にそびえる八間山の山腹に咲くシラネアオイが今、見頃を迎えております。写真は昨日の撮影です。ダケカンバとシラカバの混生林の足元に群生する青紫の花々を見ると心が癒されますね。
野反湖エリアへは四万温泉からは車で一時間ほど。四万ゆずりは荘へのご旅行の折に、ほんの少し足を延ばしてみませんか?


雨あがる

大賑わいのゴールデンウィークが終わった頃から降り始めた雨が、今朝方ようやく明けたようです。予報では今日明日共に「晴」マークが出ています。
写真は今朝撮影したゆずりは荘の裏から見る風景。四万の山々にかかっていた雲が切れ、久しぶりの青空が顔を覗かせています。お天気と共に冷え込んでいた気温も平年並みに戻りつつあり、いよいよ行楽の季節到来といった趣になってまいりました。四万ゆずりは荘の良質な温泉と共に奥山の新緑風景もお楽しみ下さい。


ドウダンツツジ

GWも後半に突入ですね。3日と4日が入込のピークのようですが5日には若干の空室がございますので、お問い合わせ下さい。
さて、四万ゆずりは荘の入口に植えてあるドウダンツツジの花が今満開となっております。秋には鮮やかな深紅の紅葉で強烈に存在を主張するドウダンツツジですが、春に咲くその花は秋とは真逆で、あまりにも奥ゆかしい小さな白い花です。つい見落としてしまいそうですが、懸命に咲く鈴なりの白い花々をお楽しみ頂ければ幸いです。