NEWSページの過去ログ 2018
先日、四万ゆずりは荘周辺で撮影したジョウビタキのオスです。
夏は中国東北部やバイカル湖周辺などで繁殖し、越冬のために日本に渡って来る冬鳥で、住宅街や田園地帯でもしばしば見られるので(季節限定ではありますが・・・)比較的ポピュラーな野鳥ですね。落葉広葉樹の多い四万温泉周辺でも、この季節は木々の葉に邪魔されることがない分、林の中に居る鳥たちを観察し易い環境になります。四万温泉にお越しの際は温泉に加え、周辺の自然環境などもお楽しみ頂ければ幸いです。
前回もご案内しましたが、12月は施設点検や大掃除などで休館日が増えております。日程につきましては下記にてご確認ください。
休館日について
写真は昨日の午後に撮影した四万ゆずりは荘裏にかかる虹です。低い位置でしたが、くっきりと色が出ていました。
新潟と群馬の県境に連なる分水嶺、三国山脈の山々を源流に、そこから南に流れる四万川が作った谷合に位置する四万温泉。谷に沿って南北に延びる温泉街の北側に俄か雨や霧雨が降る時、南の中之条方面が晴れて日差しがあれば虹が出易いです。こうした気象条件が揃えば、ということですが、四万温泉は地形的に見て他の地域よりも虹の発生率が高い印象で、まさに『虹の谷』という感じですね。
さて、12月は施設点検や大掃除などで休館日が増えております。休館日の日程につきましては下記にてご確認ください。
休館日について
中之条の町では11月に入ると町中でジョギングをするグループをしばしば見かけるようになります。実はこのイベントに出場予定の皆さんが自主トレを行っている姿なんですね。
『中之条まちなか5時間リレーマラソン』通称『まち5』。師走の中之条の風物詩としてすっかり定着してきたこの大会も今年で7回目となり、257チーム1996名もの方々がエントリーを行っているそうです。観戦される方も多く、会場である中之条と伊勢町の商店街通りはお祭りのような雰囲気になります。当館の宿泊者の中にもこの大会にエントリーしている選手の方がいらっしゃいますが、皆さん、頑張って5時間タスキを繋いで下さいね!
大会の詳細については下記リンクからご確認ください。
大会当日はライブ映像配信もございます。また、会場が一般道路となりますので大会開催中は交通規制が敷かれます。こちらの詳細も下記リンクからご確認ください。
中之条まちなか5時間リレーマラソン
今年もこの季節がやってまいりました。本日、2018年11月15日はボジョレーヌーボーの解禁日です。
当館では毎年この日に合わせボジョレー地方の出来立ての新酒を取り寄せ、お客様にご提供しておりますが、今年の出来栄えはいかがでしょうか?
10月に発表されたボジョレーワイン委員会のプレスリリースでは以下のような記述がありますので、かなり期待が持てそうですね。
⇒リンク
晩秋の四万温泉で、フランスの新酒を味わうのもまた一興かと思います。この機会に是非お試しください!
写真は昨日撮影したゆずりは荘周辺です。楓の赤が一際鮮やかになっています。四万温泉の中で当館のあるエリアを「ゆずりは地区」と呼びますが、今回のブログタイトルはその意味で「ゆずりはの木」自体は常緑高木なので紅葉しません。あしからずご了承下さいませ(笑)
⇒ユズリハ
さて、立冬を過ぎ、暦の上ではとりあえず冬となりましたが、それに反するように今週は暖かな気候となっています。先週はかなり冷え込んだのですが、ここに来てこの温かさ・・・紅葉の進行に少しブレーキがかかり、例年よりも見頃が長くなっているように感じるのですが、いかがでしょうか?
まだまだ続きそうな今年の紅葉シーズン。四万ゆずりは荘で行く秋をのんびりとご堪能頂ければ幸いです。
国民宿舎『四万ゆずりは荘』までの道順を3分半ほどの動画で説明します。渋川伊香保インターや月夜野インターなど最寄りインターチェンジから中之条町を経て四万温泉エリアの入口までの区間は、お持ちのカーナビの案内で概ね問題ありませんが、四万温泉内に入ると狭い旧道を勧めてしまう機種もあるようです。この動画の通りに進めば比較的走り易いルートで『四万ゆずりは荘』に到着できますので、お車で初めて来館される方は是非ご覧下さい。
スマホ画面でレイアウトが崩れる場合は下記のリンクからご確認ください。
Youtubeのページへリンク
先週お伝えした『中之条
山の上庭園』と共に中之条の二つの庭というコンセプトでリニューアルオープンを果たした『中之条ガーデンズ(旧、花の駅美野原)』の風景です。園内には様々な庭園が整備されていますが、こちらはローズガーデンの中にある大きな水盤と白壁を用いたオブジェ。壁にぽっかりと空いた空間にスパイラルガーデンの中心部が切り抜かれ、水面に映り込んだ青空の組み合わせが一枚の絵のように見えます。白壁がそのまま額縁となっているようで楽しい見せ方ですね。園内には季節の花々が咲き競いますが、現在はアゲラタムの紫色があふれております。
⇒ 中之条ガーデンズ
中之条
山の上庭園(旧花楽の里)のフジバカマに渡り蝶のアサギマダラが集まってくる季節がやってまいりました。天候により数の増減はあるそうですが、斜面全体に広がるフジバカマの花畑のあちこちで、忙しそうに吸蜜する様子を観察できます。フジバカマの他にもヒヨドリソウやアザミなどにも集まる傾向があるようですね。この美しい蝶は、秋が深まる頃、遠く南に向け旅立ちます。マーキング調査の結果によると海を越え沖縄の方まで飛んでいく個体もあるというから驚きですね。現在はその長旅に向けての準備に余念がないといったところでしょうか。詳細は下記リンクよりご確認願います。
⇒ 中之条 山の上庭園
四万温泉から小倉ノ滝へ向かう途中、小倉ノ滝遊歩道入口付近に『四万野外スポーツ林』というエリアがあり、クレーのテニスコートが5面あります。
だいぶ以前、この場所はスキー場だったのですが、現在は大自然の中でテニスなどが楽しめる施設として運用されており、管理運営とお申込みは四万温泉協会で一括して行っております。
⇒詳細はこちら
テニスで汗を流したあとはゆすりは荘の温泉にゆったりと浸かって心身共にリフレッシュ!
食事時のお酒も更に美味しくなりますね。
地酒や地ビールがクローズアップされておりますが四万ゆずりは荘では群馬県の焼酎もご用意しております。
牧野酒造の米焼酎『竹の子』は2008年全国酒類コンクール(全日本国際酒類振興会主催)米焼酎部門においてグランプリを受賞した焼酎です。ほのかで心地よいスモーク香。 甕貯蔵によるまろやかな口当りも魅力の手造り焼酎です。
芋焼酎の『赤城の恵』は本場九州と同じ「黄金千貫」という品種の前橋産サツマイモを原料に、生産者やJA前橋市、酒卸業者、県、市などが協力して開発しました。ふくよかな甘い香りをお湯割り、水割り、ロックなどでご賞味下さい。
麦の国、群馬ならではの『上州麦焼酎』は麦麹による仕込みにより、一段と麦の旨味や香りを楽しめます。常圧蒸留により麦本来の香ばしく豊かな香りを持ち、口に含むと軽快でありながら心地良い甘味と深みのある芳醇な味わいが広がります。
晩夏から秋にかけてお酒の美味しい季節になりますね。四万温泉にゆったり浸かってお食事のお共に群馬の焼酎をお試しいただければ幸いです。
明日(8月11日)は国民の祝日「山の日」ですが、この日に合わせて『ぐんま県境稜線トレイル』の未整備区間であった『三坂峠~白砂山』が開通します。長い間未開通だっただけあって、この区間は、なかなか玄人好みのコースとなりそうです。ご興味のある方はこちらのサイトで詳細をご確認ください。
●ぐんまの山旅
お盆休みのピークとも重なり、にぎやかなオープニングとなりそうですね。上信越国立公園の雄大な自然に親しんだ後は、四万温泉にゆっくり浸かって疲れを癒して下さい!
写真は野反湖~志賀高原への稜線ルート上のお花畑『カモシカ平』です。野反湖北岸のビジターセンター、キャンプ場付近から1時間半~2時間ほど急登し、標高1974mの三壁山を経て県境稜線のアップダウンを繰り返しながら進むと、ようやく辿り着くことが出来ます。
7月18日・19日と視察する機会があり、参加してきました。ニッコウキスゲ(当地ではノゾリキスゲと呼ぶゼンテイカ)が満開に咲き競い、稜線を渡る風も爽やかで、流した汗に見合う素晴らしい風景を堪能してきました。
このカモシカ平を含め、群馬県がお隣の新潟県・長野県に接する県境線沿いは急峻な山並みが延々と続いています。関東地方と中部地方を分かつ山稜で、降る雨は太平洋と日本海にそれぞれ分かれ流れる中央分水嶺なんですね。この県境の登山ルート、今年の夏(8月11日)には長らく未整備区間であった『三坂峠~白砂山』の開通も予定されております。報道もされましたので、ニュースからこのルートを知った方も多いのではないでしょうか?
全線が開通すれば谷川連峰から三国峠~稲包山、白砂山、野反湖を経て志賀高原の山々、万座峠から四阿山を通過し鳥居峠までの全長100kmにも及ぶ国内最長のロングトレイルコースが完成します。(今回の発表では『ぐんま県境稜線トレイル』と呼ばれています)全線の踏破は上級者で5日ほどと言われていますが、このトレイルの登攀を予定されている健脚クライマーの皆さん、稲包山を登った折には、少し足を延ばして頂き、四万温泉で癒しのひと時を過ごされてはいかがでしょう?
次の週末は『海の日』絡みの3連休となりますが、いよいよ夏本番といった感じですね。
当地、四万温泉では今週末より群馬県内の様々なジャンルのクラフト作家が温泉街各所を舞台にして、制作の実演、作品展示、本格的なワークショップなどを行うイベント『温泉郷クラフトシアター2018』が開催されます。期間は7月14日から7月22日までです。
過去4回開催されているイベントですが、今回からはカヌー体験、ヨガ体験などのアクティビティの開催も予定されております。予約が必要なものもありますので、下記リンクにて詳細をご確認ください。
温泉郷クラフトシアター2018・公式サイト
それぞれの手仕事を間近で見て、感じて、作り手との交流を深めるアットホームなイベント・・・美しい自然と作家達の手仕事を感じにこの夏はどうぞ四万温泉へお出かけください。
報道などでは停滞前線の影響で西日本を中心に大雨が続き大変な状況と伝えられていますが、当地、四万温泉の雨の降り方は比較的穏やかで、明けた筈の梅雨が伸びているといった感じです。
今日の画像は色づき始めたブルーベリー。四万ゆずりは荘のある吾妻周辺にはブルーベリーをはじめ季節の果物狩りが楽しめる観光農園が数多くあります。ブルーベリーは7月下旬ごろまで楽しめるようですが、四万温泉へご旅行の際にはこんなオプションも面白いかもしれませんね。
参考ページ:吾妻の観光農園
昨日、関東地方が梅雨明けした模様との発表がありました。6月中の梅雨明けは観測史上初だとか・・・。明日から7月に入り本格的に暑い夏が始まりますね。
そんな梅雨明けの報道があった昨日正午ごろに四万ゆずりは荘の裏で撮影した鳥ですが、クレオパトラを連想させるような目の周りの模様が特徴のガビチョウ(画眉鳥)です。書いたような眉なのでこの名前が付いたのだと思いますが、言い得て妙ですね。実はこの鳥、厳密には野鳥に分類されないんだそうです。中国等からペットとして輸入された鳥がカゴ抜けして繁殖したものなんですね。大きな声でほかの鳥たちの鳴きまねをする特徴があります。雪は苦手らしく冬の間は少し南にある吾妻線沿線などにいましたが、暑くなったので四万温泉に涼みに来たって事でしょうか?巡る季節と共に四万温泉周辺の生きものも少々メンバーチェンジといった感じです。
いよいよ今週末(2018年6月24日)に迫った『スパトレイル・四万to草津・2018』。大会のオフィシャルフラッグが四万のあちこちに立ち始めています。四万温泉と草津を結ぶ山間のコースを駆け抜けるこのトレイルランの大会も今年で5回目を数え、例年通りたくさんのアスリートの皆さんがエントリーしているようです。明日(2018年6月23日土曜日)は四万ゆずりは荘のお泊りもスパトレイル参加の皆さんのみとなりますが、ご了承願います。
選手の皆さん、今年も頑張って下さいね!!
皆さんのご健闘を当館スタッフ一同、心よりお祈りしております。
公式サイト:スパトレイル・四万to草津・2018
四万ゆずりは荘では本格的な夏シーズンを前にクラフトビールの専用サーバー『タップマルシェ』をいち早く導入しました。タップマルシェとは1台で4種類のビールの提供が可能なビールディスペンサーで、これにより今までよりも多様なクラフトビールをお食事のお共にお選び頂けます。
当館のタップマルシェで現在取扱っているクラフトビールは、ピルスナータイプの『コープランド』、ウィートエールタイプの『オン ザ クラウド』、ペールエールタイプの『よなよなエール』、そしてフルーツビールの『ジャズベリー』の4種です。いずれも個性的なビールばかり。ラインナップはこの先も次々と変わって行きますので、お目当てのクラフトビールがある場合はお早めにお試しください。
また、どのビールにしようか迷っている方の為に、少量のグラスで4種類を飲み比べができるテイスティングセット『ビアフライト』もご用意しました。いろいろ飲み比べて自分好みのビールをお探し下さいね。
ゆっくり温泉に浸かって、個性的なビールをあれこれ飲み比べる・・・四万ゆずりは荘の夏は最高ですよ!!
5月も終盤になり、一雨ごとに緑が色濃くなる四万の山里です。ヤマボウシやウツギの花も咲き始め、オオルリやキビタキの囀りも聴こえるようになり、山中が夏を迎える準備に余念がないといった趣ですね。このように温かくなると徒歩で四万のあちこちを散策する観光のお客様の姿も増えてまいりますが、四万ゆずりは荘から少し奥に入った日向見(ひなたみ)エリアにある日向見薬師堂は、訪れる人も多い四万屈指の観光スポットのひとつで、以下のような伝説と歴史が語られています。
永延3年(989年)のころ、源頼光の家来、碓氷貞光(うすいのさだみつ)が越後から四万奥の木の根峠を越えて現在の日向見付近に辿り着き、谷川の音に心を静めて一晩中お経を読んでいたそうです。夢の中に現れた一人の子どもから「あなたの読経の真心に感心し四万(よんまん)の病気を治す温泉を与えよう、われはこの山神である」とのお告げを聞き、目を覚ますと渾渾と温泉が湧き出ていた・・・という四万温泉発祥の伝説がこの地に残されており、件の武将、碓井貞光が日向守であったことから、四万温泉の開湯地を特に日向見と呼んでいるとの説もあります。また貞光は、御伽草子の中で大江山の酒呑童子退治で活躍した頼光四天王の一人として描かれています。渡辺綱や坂田金時ほどメジャーではありませんが、ご存知の方も多いのではないでしょうか?時は下り、慶長3年(1598年)時の領主、真田信幸の武運長久のために、この伝説の地『日向見』に薬師堂が建立されました。真田一族と当地の結びつきの深さは大河ドラマなどで度々描かれているので広く知られておりますね。薬師堂は室町時代の建築様式(唐様和様の折衷)を残しており、現存する県内最古の寺院建築と言われています。規模的には小さなお堂ですが、国指定の重要文化財に指定されており、付近には足湯や御夢想の湯などもあります。日向見エリアへは四万ゆずりは荘から徒歩で10~15分ほど。ご滞在中の散策におすすめです。
中之条の町から四万温泉に移動中、道路の左側に見える『四万湖』はアーチ式の『中之条ダム』によって堰き止められたダム湖です。一方、何度かこのページでご紹介している『奥四万湖』はゆずりは荘よりも更に奥にあり、こちらは重力式ダムの『四万川ダム』によって作られました。双方、四万川水系のブルーの湖水であり、名前も似ている所為か混同されがちなのですが、全く別の湖です。
四万湖も奥四万湖もグリーンシーズンにはカヌーなどのアクティビティをお楽しみ頂けます。インストラクターによる丁寧な指導がありますので初心者でも安心ですね。神秘的な青い湖の上で、のんびりカヌーに揺られてみませんか?
アクティビティの詳細は下記にてご確認ください。
⇒レイクウォーク
写真は一昨日の四万川。四万温泉の温泉口エリアの様子です。この日は「晴れのち薄曇り」で、なんとか春らしい写真を撮影する事が出来ましたが、この後天候が崩れ昨日は雨になりました。そして、このブログを更新している18日の午後には降り続いていた雨も上がり、日が差してまいりました。予報では今週末は気温がグンと上がるとか・・・。このように目まぐるしく変化する気候に体調管理も大変ですが、こんな時こそ四万ゆずりは荘の温泉に浸かってリフレッシュをしていただきたいですね。
ゴールデンウィークの予約の動きが活発になっております。ネット上での空室状況も頻繁に更新するよう心がけておりますが、併せてお電話でのお問い合わせもご利用下さいませ。宜しくお願い致します。
電車とバスを使って四万ゆずりは荘に度々いらっしゃるお客様には、すっかりお馴染みでしょうか?吾妻線を走るオレンジと緑色の電車(国鉄115系電車)です。現在はアルミボディの新型車両が主流となっておりますが、それでも一日に数本は走っています。
昭和38年デビューのちょっとレトロなこの車両、ボディカラーから「かぼちゃ電車」とか「みかん電車」あるいは「湘南色」などと呼ばれて人気がありましたが、この3月で定期運行を終了することになりました。
ということでこの電車に乗るなら今です。この春は昔を思い出しながら車窓からの風景をのんびりと楽しんで、ゆずりは荘でゆったり温泉に浸かる、そんな旅はいかがでしょう?