四万温泉周辺の野鳥たち

ブログ(NEWSページ)でお伝えしてきた記事の中より野鳥に関するものをピックアップしてみました。基本的には過去ログよりの抜粋となる為、イベントや日程など記事の内容が古い場合が多いのですが、その辺りはご了承下さい。「このくらいの季節には、こんな鳥がいるんだなぁ」程度の参考としてご覧頂ければ幸いです。



ヒヨドリと赤い実

ヒヨドリ(鵯、白頭鳥、Hypsipetes amaurotis)
ヒヨドリ(鵯、白頭鳥、Hypsipetes amaurotis)

本日(2021年10月18日)昼休み中に日向見公園で撮影したヒヨドリ。針葉樹の赤い実をくわえています。この木はイチイでしょうか?イチイは秋になると赤い実をつけるらしいのですが、あまり詳しくないので分かりません。いずれにせよ深い緑と鮮やかな赤のコントラストは美しいですね。色彩的には早くもクリスマスのようです。
それにしてもヒヨドリたちは食欲旺盛です。私が傍にいることに気づいている感じでしたが、この赤い実の魅力には勝てなかったようで、わずかな時間ですがレンズの前に姿を見せてくれました。他にも数羽がこの木にはいて、先を争うように赤い実を啄んでいます。賑やかな秋の日向見公園です。

 


朝のオオルリ

オオルリ(大瑠璃、Cyanoptila cyanomelana)
オオルリ(大瑠璃、Cyanoptila cyanomelana)

梅雨が明けた途端に暑い夏がやってきました。四万温泉周辺の気候ですが、日中はさすがに気温が上がるものの、朝夕などはたいへん涼しくて過ごし易い気候となっております。写真はそんな朝のひとコマです。今朝7時半頃にゆずりは荘の傍らに立つ背の高い針葉樹の上で良く通る涼しげな声で鳴くオオルリの雄を見かけました。一応撮ってみましたが、相手は辺りで一番高い木のてっぺんです。被写体が小さい上にかなりの距離があるので望遠で撮ったものを大胆にトリミングしてようやくこの程度に仕上げました。とりあえずオオルリが鳴いている様子をご確認いただければということでアップしてみましたが、いかがでしょうか?
代表的な高原の夏鳥として知られるオオルリ。特に雄は頭から背中にかけての美しい瑠璃色が特徴なのですが、この個体はこちらを向いて鳴いていた為にブルーがあまり目立たないアングルとなってしまいました。近くに降りてくれればなどと思うのですが野鳥ですのでこちらのオーダー通りにはいかないですね。


野反湖 レンゲツツジとノビタキ

レンゲツツジ咲く野反湖畔 2021年6月23日
レンゲツツジ咲く野反湖畔 2021年6月23日
ノビタキ 雄(野鶲:Saxicola torquata)
ノビタキ 雄(野鶲:Saxicola torquata)

数日前に野反湖に行ってみました。このページで時々記していますが、野反湖は四万温泉からは車で1時間ほどの高原にある湖です。湖面の標高は1500m。周囲は2000m級の山々に囲まれ中央分水嶺の一角をなします。行政区分は四万温泉と同じ中之条町に属しますが、いやはや面積的には広い町で・・・ちなみに四万温泉も野反湖も上信越国立公園に含まれております。
さて、天空の湖・野反湖の湖畔は色鮮やかなレンゲツツジが見頃を迎えていました。コバイケイソウの白い花も傍に咲き揃っていましたし、タニウツギなど初夏の花もまだ残っており、気の早いゼンテイカ(ニッコウキスゲ・ノゾリキスゲ)も一輪、また一輪とちらほら確認できて全体として花の高原といった印象で夏山ムードは満点でした。
花々を眺めながら湖畔をあちこち散策する途中、レンゲツツジの花の中をちょこまかと飛び回りながら、しきりに鳴くノビタキの雄を見つけたので記録のつもりで撮影してみました。いかがでしょうか?。ノビタキは夏鳥として日本に渡って来るビタキ類で、本州では主に標高の高い高原地帯で確認できます。雄は喉元のオレンジ色が目立ちます。反対に雌は全体的に茶褐色で地味な印象です。写真には納められませんでしたが近くに雌のノビタキもいましたので、この雄は綺麗なツツジの中にとまってしきりに自己アピールをしていたのでしょう。なんだか健気で可愛いですね。
四万温泉にご旅行の際には少しだけ足を延ばしてみませんか?

 


キセキレイ

キセキレイ(黄鶺鴒:Motacilla cinerea)
キセキレイ(黄鶺鴒:Motacilla cinerea)

一応、関東地方も梅雨入りしたようですが、晴れたり降ったり曇ったりと、なんとなく落ち着かない天候が続く今日この頃です。
写真は本日(2021年6月17日)正午頃に四万湖畔で撮影したキセキレイです。この時の天候は晴れ。湖脇の電線にとまって「チチン、チチン」としきりに鳴いていました。
キセキレイは夏になると見かけるようになる野鳥ですが、基本的には留鳥なので冬季はもう少し南の方で越冬しているのでしょうか?。水辺を好み、水辺に棲息する昆虫やクモ類などを捕食します。お馴染みハクセキレイの仲間ですが、キセキレイの方が人間に対する警戒心は強いようですね。当館周辺では駐車場側でハクセキレイが陣取っている所為か、川側で時折見かける程度で登場回数は少なめです。セキレイの仲間はみな可愛い姿をしているのですが、縄張り意識が非常に強いのが特徴。きっと、お互いの為に良い距離感を保っているのでしょうね。


メジロ

メジロ(目白・繍眼児、Zosterops japonicus)
メジロ(目白・繍眼児、Zosterops japonicus)

桜の木にとまるメジロです。メジロやヒヨドリ、スズメなどの野鳥は雑食性で花の季節には蜜を吸うために桜に集まってきます。メジロはその体色からウグイスと混同されることが多いのですが、本当のウグイスはもっと地味な色で花の傍ではあまり見かけません。ウグイスはとても警戒心の強い野鳥で藪の中を好む習性があり、例の鳴き声を聴いても姿を確認することは稀。反対にメジロは花の蜜を求め、枝から枝へとちょこまか動き回っているので、この季節は特に見つけ易いですね。写真は四万川ダム下の日向見公園で撮影したものですが、四万温泉の桜もそろそろ終盤となりました。今は山全体の新緑が淡いトーンで広がり始め、爽やかな芽吹きの季節に差し掛かっています。良質な温泉と共に周辺の自然や季節の移ろいなどをお楽しみ頂ければ幸いです。


桜とヒヨドリ

ヒヨドリ(鵯、白頭鳥、Hypsipetes amaurotis)
ヒヨドリ(鵯、白頭鳥、Hypsipetes amaurotis)

群馬県吾妻地方の桜前線は渋川方面から徐々に吾妻川の川上へと登ってきています。数日前に中之条の町中では満開になりました。四万温泉へ桜前線が届くのはもうしばらく先になるでしょうけれど、全体としては例年よりも1週間から10日ほど早い印象です。
写真は桜の木にとまるヒヨドリです。中之条町内での撮影ですがヒヨドリやメジロは花の咲く桜の木に集まる傾向がありますね。花の蜜を吸う習性があるからということですが、桜の開花を楽しみにしているのは人間だけではないということでしょうか。メジロが同じ目的で寄ってくると追い払う習性があるようですが、自然界にも花見の場所取りがあるとは思いませんでした。


お馴染みの冬鳥

ジョウビタキ(尉鶲、常鶲、:Phoenicurus auroreus)
ジョウビタキ(尉鶲、常鶲、:Phoenicurus auroreus)

毎年、この季節に載せているお馴染みの冬鳥、ジョウビタキの雌です。

数日前に当館裏で撮影したものですが、日中の温かな日差しの中で元気そうに枝から枝へと動き回っていました。この時期のジョウビタキは縄張り意識が強く、同種がテリトリーに侵入するのを嫌う傾向があるようなので、もしかしたらパトロール中なのかもしれませんね。
自然豊かな四万温泉の春をお楽しみ下さい!


エナガ

エナガ(柄長、Aegithalos caudatus)
エナガ(柄長、Aegithalos caudatus)

エナガは留鳥なので季節を問わず観察できるお馴染みの野鳥ですね。当地(四万ゆずりは荘周辺)でも群れているのを時々見かけます。エナガという名前は尾羽が長いことに由来します。写真の個体はエナガにしては少し短めの尾羽ですが、成鳥になると体長の半分ほどになり、このスタイルが「柄杓」に似ていることから転じてエナガとのこと。尾羽を除いた体長はスズメよりも小さく、ジュリジュリと鳴き合いながら藪を移動するのをひたすら目で追っています。小さくて可愛いのですが、何せ動きがちょこまかとすばしこくて写真に収めるのが一苦労です。


冬鳥 アトリ

アトリ(獦子鳥、花鶏:Fringilla montifringilla)
アトリ(獦子鳥、花鶏:Fringilla montifringilla)

ここ一月ほどの間に冬鳥の姿を目にする機会が多くなりました。半年振りのジョウビタキやシメ、ウソやツグミ、アトリ、カシラダカなどの旅鳥の姿を見かける度に、徐々に冬本番へとシフトして行く季節の移ろいを感じます。
写真はアトリです。ユーラシア大陸の北部で夏に繁殖し、日本へは秋から初冬にかけてシベリア経由で渡って来るそうですが、我々からみると十分に寒く感じる今の季節の日本でも、彼らにとっては温かな越冬地なんですね。なんだか不思議な感覚です。通常は群れを成して行動するのですが、集団でチュンチュンと野山を飛び回るその様から、一瞬「雀かな?」と勘違いしそうになります。よくよく見るとカラーリングの違いから雀ではないことが分かるのですが。
さて、すっかり葉が落ちた四万温泉界隈は野鳥観察には最適の季節になっております。温かい温泉と共に周囲の自然環境もお楽しみ下さいね。


ホオジロとモズ

ホオジロ(頬白、Emberiza cioides)
ホオジロ(頬白、Emberiza cioides)
モズ(百舌: Lanius bucephalus )
モズ(百舌: Lanius bucephalus )

一昨日(2020年9月19日)の撮影です。
四万温泉の厚畑駐車場付近で休憩中、2~3m先の草むらでホオジロが鳴きはじめました。しばらく観察していましたが、私以外の何かを警戒している様子です。そこでカメラを用意して鳴き続けるホオジロを数枚写していると、近くの藪が少し揺れた感じ・・・目を凝らして動いた草の下を見てみると、藪の中でモズが動き回っていました。ホオジロはこのモズの動きを警戒していたようですね。どちらも留鳥でお馴染みの鳥です。サイズはモズの方が大きいので力関係はモズの方が優位なのでしょうけれどホオジロは立ち去ることをせず、この場所に留まって威嚇するように盛んに鳴いていました。モズの方は悠然としているようでしたが当然ホオジロの存在を意識しているでしょうね。野鳥が警戒する対象が人間(=撮影者)ではなく鳥同士なので、こういう時は比較的撮影し易いです。しばらくするとモズも藪から出て件のホオジロを牽制しつつも、何故か撮影し易いポジションに留まってくれました。こちらとしては好都合です。そのまま夢中でシャッターを切り続けました。
自然豊かな四万温泉にお越しの際はこんなシーンにも注目して頂ければ幸いです。


白鶺鴒

ハクセキレイ(白鶺鴒 :Motacilla alba lugens)
ハクセキレイ(白鶺鴒 :Motacilla alba lugens)

前回載せたベンチにとまるハクセキレイがシルエット気味で小さい画像でしたので、今度は望遠で撮ったものをアップします。四万ゆずりは荘周辺をテリトリーとしているハクセキレイです。ずいぶんと人馴れしていて、私が従業員駐車場に行く際などは振り返りながらトコトコと先導してくれることもあり、とてもかわいいです。生態としては縄張り意識が非常に強く、同種やそれに近いキセキレイ、セグロセキレイなどが近づくと追いかけまわすなどの激しい威嚇行動をとります。また、天敵から身を守るためには人間の傍を生活圏とするのが「結果として安全」と、かなり合理的にとらえている節があり、人間に対しては警戒心が薄いようで、それ故、こうした不思議な関係性が生まれたりもします。
元々は東北以北でのみ生息していたようですが、20世紀後半から生息域を広げ始め、今では本州全域で確認されています。よくコンビニの駐車場や駅周辺でも見かけますが、おおむね地面を歩いて移動していますね。もちろん飛ぶこともできますが、エネルギー消費の観点からか「なるべくなら飛びたくない」とでも思っているようなエコな風情が面白いです。


ベンチとハクセキレイ

ハクセキレイもリラックス
ハクセキレイもリラックス

遅かった梅雨明けと共に暑い夏がやってまいりました。今回の写真は先ほどスマホで撮影した四万ゆずりは荘玄関前のベンチです。シルエット気味で分かり難いのですが、よく見ると座面の下にハクセキレイがとまっています。このハクセキレイ、当館で飼っているわけではありませんが、玄関と駐車場の周辺を勝手にテリトリーとしているようで毎日見かけます。今日は朝から良く晴れて暑くなったので、この日陰のベンチで涼んでいるところでしょうか?なんとなくリラックスしている様子が伺えますね。


シジュウカラ

シジュウカラ(四十雀、Parus minor)
シジュウカラ(四十雀、Parus minor)

四万温泉は爽やかな初夏を迎え、野鳥のさえずりが一際賑やかです。ゆずりは荘周辺ではオオルリやホトトギスなどの夏鳥の声も聞こえ始めましたが、今日の写真はおなじみのシジュウカラにしました。留鳥でカラ類の混群を率いていることも多いので、比較的目に留まり易い鳥ですね。鳴き声の微妙なバリエーションで様々な情報を仲間に伝えるなど、高度なコミュニケーション能力が最新の研究により確認されているそうです。京都大学の鈴木俊貴博士によると推定20以上の単語を使い、175以上の組み合わせた文章を扱うようですので驚きですね。


コガラ

コガラ(小雀:Poecile montanus)
コガラ(小雀:Poecile montanus)

5月も後半に入りました。山の緑が日毎に色濃く変化し四万ゆずりは荘の周辺もすっかり初夏の風景となっております。
さて、写真はカラ類の中でも比較的小さなサイズのコガラです。シジュウカラなどの混群に混ざっていることもありますが、ベレー帽を目深に被ったような黒い頭頂部が特徴で、シジュウカラのようにネクタイはしていません。森林地帯や山間部などが主な生息域なので平野部ではあまり見かけない種類なのかもしれませんね。そういえば、先月載せた野鳥はきつつきの仲間で最小のコゲラでしたが、このコガラとコゲラ、全く違う鳥なのに名前が似ているので、しばしば言い間違えてしまいます。「野鳥あるある」ですね。


コゲラ

コゲラ(小啄木鳥:Dendrocopos kizuki)
コゲラ(小啄木鳥:Dendrocopos kizuki)

数日前、四万温泉の日向見公園付近で撮影したコゲラ。日本に棲息するキツツキの仲間では一番小さい種類で全長15cm前後です。スズメと同じくらいのサイズですね。捕食の為か巣穴作りか分かりませんが、木の幹に留まってしきりにショートストロークのドラミングを続けていました。
コゲラの生息数は比較的多くて日本全国に分布しておりシジュウカラなどの混群にちゃっかり混じっていることもあります。「ジ、ジ」あるいは「ギッ、ギッ」と短く鳴いて存在を知らせてくれますので、そんな声が聞こえたら辺りの木々を注意深く観察してみて下さい。この小さなキツツキに出会えるかもしれません。


ホオジロの囀り

ホオジロ(頬白、Emberiza cioides)
ホオジロ(頬白、Emberiza cioides)

春になり、だいぶ気温も上がってきました。ゆずりは荘周辺ではホオジロたちが低木や草にとまって囀りを始めています。この時期に自己アピールのために囀りを繰り返すのは雄のようですが、繁殖の時期も近いのでしょうか?囀りの節回しは「一筆啓上つかまつり候」とか「源平ツツジ白ツツジ」とかの聞きなしで有名ですね。文言はともかくリズムは本当にそう聞こえます。
早朝、まだ四万温泉のある谷間に朝日が当たる前から、この賑やかな囀りの声があちらこちらで聞こえ、春の訪れを実感できます。

 


早春のベニマシコ

ベニマシコ・雄(紅猿子 Uragus sibiricus)
ベニマシコ・雄(紅猿子 Uragus sibiricus)

一昨日、四万湖の湖畔で撮影したベニマシコの雄です。雌は地味な色合いですが、雄はご覧のように鮮やかな赤い色をしています。漢字で書くと紅猿子・・顔が猿のように赤いのでこの名がついたそうですが、なるほど納得ですね。北海道や下北半島で夏を過ごし南下して越冬するので当地では冬鳥ということになります。色彩の乏しい冬季にはその赤い色がより鮮やかに見えるのでバードウォッチャーには人気の鳥です。雪景色だとより写真映えしたのですが暖冬の今年はその機会も少なかったですね。

さて、時折、当ブログで四万温泉周辺の野鳥のことをお伝えしておりますが、それを一覧で纏めたページを作りました。過去ログ文章内の営業に関する詳細記述は時期を過ぎているものも多いので無視して頂くとして、「この時期の四万にはこんな鳥がいる」という目安として頂ければ幸いです。
⇒野鳥ピックアップ

 


アオゲラ

アオゲラ(緑啄木鳥、Picus awokera)
アオゲラ(緑啄木鳥、Picus awokera)

先ほど四万ゆずりは荘裏で撮影したアオゲラです。個体数はキツツキの仲間では少なめで当地で見かけることは稀なのですがラッキーでした。
松の大木につかまりながら徐々に上へと登っていくところを何枚か撮ってみましたが、手前に立ちはだかる雑木林の枝が邪魔をしてなかなかクリアには写せません。それでも、なんとか全体が分かるものを選んで仕上げてみましたが、いかがでしょうか?。やはり枝が邪魔をしていますが、記録写真にはなりそうです。アオゲラに限らずですが、野鳥は撮影者との間に枝や葉などの障害物がある場所を選んで意図的にその場所に留まる傾向があるように感じます・・・思い過ごしでしょうかね?(笑)
アオゲラの体長は30㎝ほど。この辺りに棲息するキツツキ目キツツキ科の中でも大きな種類で日本固有種です。尾羽や翼が黄緑色をしているのが名前の由来ですが瑠璃色のようなブルーではありません。緑系の色を含め青と呼んでいた頃の名残ですね。雌雄の見分けポイントは頭部と頬にある赤い羽衣の面積で、オスの方が赤い部分が多いようです。この写真では少し分かり難いのですが頭部から襟足(?)にかけての赤が細くなっているので、おそらく雌ではないかと思われます。
四万温泉の春、鳥たちや周囲の自然を観察しながら楽しむのもまた良いものですね。


2月になりました

ジョウビタキ(雌)
ジョウビタキ(雌)

今日から2月。ゴールデンウィークのネット予約が始まりました。ご予約は下記ページからお願いします。
⇒ご予約ページ


さて、この写真はゆずりは荘裏で撮影した冬鳥・ジョウビタキの雌ですが、今年の冬は暖冬なので北へ旅立つのは案外早いかもしれませんね。四万温泉の良質な温泉と共に付近の自然環境なども併せてお楽しみ頂ければ幸いです。




ふくらカケス

膨らんでますがカケスです。
膨らんでますがカケスです。

数日前、ゆずりは荘裏で撮影しました。最初は何がいるのか分からなかったのですが、よくよく見てみると膨らんだカケスでした。鳥は気温が下がると羽毛を膨らませて空気の層を作り寒さを和らげます。体温をより逃げにくくしている効果もあるのでしょうね。それにしても見事に膨らんだものです。真ん丸なふくらカケスを見て当地の冬の訪れを実感しました。

 

さて、今年もあと僅かとなりました。四万ゆずりは荘では年末年始の大賑わいも始まっておりますが、刻々と予約状況は変化しますのでインターネットの空室状況は更新頻度を上げております。またお電話でのお問い合わせも併せてご利用くださいませ。


ツグミと柿の実

ツグミ
ツグミ

四万温泉のある中之条町周辺は殆どが山林と農村地帯で、昔からある農家の傍らにはかなりの頻度で柿の木が植えられており、晩秋には大きな柿がたわわに実ります。甘い品種はそのまま食べ、渋柿は干し柿用に加工され・・・こうして人間が収穫するものもたくさんあるとは思いますが、中にはせっかく実をつけても収穫されることなく、そのまま放置される柿の木も数多くあります。
葉が落ちて色彩が乏しくなる頃の農村に、ひと際目立つ橙色の残り柿を求めて、今度は野鳥が賑やかに集まってきます。ヒヨドリ、ツグミ、ムクドリ、スズメ、メジロ等々のさまざまな鳥が柿の木にとまります。鳥たちにとっては期間限定のご馳走なのでしょうか?
冬が来る前にしっかり食べ、厳しい季節に立ち向かう。それが生き物の本能であり、ごく当たり前のことなのかもしれませんが、競い合って実をつつく姿をぼんやりと眺めていると不思議な力強さを感じます。


バードウオッチング

たぶんホオジロ(雌)
たぶんホオジロ(雌)

11月も終盤に差し掛かり、さすがに落葉した木々が増えてまいりました。これからの季節は周囲の見通しが良くなることから、野鳥観察には最適の季節だと言われています。
写真は四万ゆずりは荘周辺で撮影した野鳥。ホオジロの雌ではないかと思いますが、スズメ目ホオジロ科のいくつかの鳥たち(特に雌や幼鳥)は特徴が似通っている上に個体差もあり、判別が付き難いので、いまひとつ自信が持てないのですが、たぶんそうです(笑)

晩秋から初冬にかけて移ろい行く季節と豊かな自然、良質な温泉に浸かりながら存分にお楽しみ頂ければ幸いです。


カケス

カケス(橿鳥、懸巣、鵥、Garrulus glandarius)
カケス(橿鳥、懸巣、鵥、Garrulus glandarius)

四万ゆずりは荘周辺にいる野鳥たちの話を時折しておりますが、今日はカケスのお話。この鳥は体長30cmほどの大きさで羽の一部分が鮮やかな青色をしているのが特徴です。姿かたちは美しいのですが、鳴き声はそうでもなくて「ジェー、ジェー」とか「ギャッ」とか、しわがれた声で鳴きます。もし、そんな声が聞こえたら周囲の森を見渡して下さい。木から木へと、あまり羽ばたかず滑空するように飛ぶカケスの姿を確認できるかもしれません。
カケスは基本的には留鳥なので、一年中周辺地域に棲息しているのだと思いますが、夏の盛りの頃はその姿をあまり見かけなくなります。そして、少し涼しくなった季節に再び目に留まるようになるのですが、彼等の子育てのサイクルと何か関係があるのでしょうか?カケスに聞いてみないと分かりませんが、もしかしたら秋に見かけるカケスの中には、巣立ったばかりの幼鳥も含まれているのかもしれませんね。そんなことを考えながら、四万温泉周辺の自然と、季節の移ろい行く様をお楽しみ頂ければ幸いです。

 


夏鳥

梅雨入りして数日が経過しました。雨が降ったりやんだりと、はっきりしない天気が続きますが四万ゆずりは荘周辺にいる野鳥たちは少しの晴れ間を大切にするよう雨上がりと共に盛んに活動を開始します。
四万温泉は山間に位置し豊かな自然に囲まれているので季節と共に野鳥たちの種類も変わります。最近は『夏鳥』に分類される鳥たちが四万の自然を謳歌していますが、この季節の主役は何と言ってもオオルリですね。写真は少し不鮮明ですが以前撮影したオオルリのオスです。オオルリのオスはこの時期、樹上の最も高いところでよく通る声を響かせています。高い声で歌うように鳴いた後、ジ、ジと特徴的な締めくくりをするのが特徴ですので、そんな鳴き声を聴いたら木の上を見上げて下さい。美しい瑠璃色の姿を見つけることができるかもしれません。


GW最終盤

大賑わいだった今年のGWもいよいよ終盤に差し掛かりました。平成から令和へと元号が変わり、何かと話題が豊富だった今年の大型連休ですが、たくさんのお客様にご利用いただきまして、ゆずりは荘スタッフ一同心より感謝しております。
さて、この10日間ほどの間に四万ゆずりは荘周辺の自然も随分と変化してきました。新緑の緑は日毎に色鮮やかになり、野鳥たちの種類がひところよりも増えてきているように感じます。写真はゆずりは荘裏で撮影したモズです。特に珍しい種類ではありませんが瞳にピンが合ったので一応アップしてみました。

 

【予約についてのお知らせ】
お盆のネット予約の受付は5月7日の13時より開始します。

また、10月のご予約につきましては5月15日の受付開始を予定しております。宜しくお願いいたします。


ジョウビタキ(雌)

以前のブログで冬鳥ジョウビタキのオスの画像をアップしましたので今度はメスの画像です。
⇒ジョウビタキのオスはこちら
オスに比べて地味な色合いですが、ヒタキ類の特徴でもあるつぶらな瞳がかわいいですね。ジョウビタキに限らず(一部の例外を除いてですが)自然界ではオスは派手でメスが地味な姿かたちをしている傾向がありますね。逆のようにも感じますが、地味な色合いをしているメスの方がカップリングでは優位に立っているとか・・・諸説ありますが、さて、人間界はどうなんだろう・・・そんなことを考えながらフィールドを観察してみるのも楽しいかもしれません。

 

先週よりゴールデンウィークの予約と6月23日に開催されるスパトレイル選手限定プラン(6/22泊)の予約のインターネット受付が始まっております。下記リンクよりお申し込みお待ちしております。
⇒ゴールデンウィークの予約受付
⇒スパトレイル選手限定プランの予約受付


冬鳥

先日、四万ゆずりは荘周辺で撮影したジョウビタキのオスです。
夏は中国東北部やバイカル湖周辺などで繁殖し、越冬のために日本に渡って来る冬鳥で、住宅街や田園地帯でもしばしば見られるので(季節限定ではありますが・・・)比較的ポピュラーな野鳥ですね。落葉広葉樹の多い四万温泉周辺でも、この季節は木々の葉に邪魔されることがない分、林の中に居る鳥たちを観察し易い環境になります。四万温泉にお越しの際は温泉に加え、周辺の自然環境などもお楽しみ頂ければ幸いです。

前回もご案内しましたが、12月は施設点検や大掃除などで休館日が増えております。日程につきましては下記にてご確認ください。
休館日について


ベニマシコ

久し振りに鳥の写真をアップしました。四万ゆずりは荘の裏で草の実を啄んでいたベニマシコです。周辺ではアトリやジョウビタキ、カシラダカ、ウソなどの姿も確認。晩秋の四万温泉に棲息する野鳥たちも少しずつメンバーが入れ替わっているようですね。北から南下してきた冬鳥たちが季節の移ろいを我々に知らせているように感じました。


梅雨明けと画眉鳥

昨日、関東地方が梅雨明けした模様との発表がありました。6月中の梅雨明けは観測史上初だとか・・・。明日から7月に入り本格的に暑い夏が始まりますね。
そんな梅雨明けの報道があった昨日正午ごろに四万ゆずりは荘の裏で撮影した鳥ですが、クレオパトラを連想させるような目の周りの模様が特徴のガビチョウ(画眉鳥)です。書いたような眉なのでこの名前が付いたのだと思いますが、言い得て妙ですね。実はこの鳥、厳密には野鳥に分類されないんだそうです。中国等からペットとして輸入された鳥がカゴ抜けして繁殖したものなんですね。大きな声でほかの鳥たちの鳴きまねをする特徴があります。雪は苦手らしく冬の間は少し南にある吾妻線沿線などにいましたが、暑くなったので四万温泉に涼みに来たって事でしょうか?巡る季節と共に四万温泉周辺の生きものも少々メンバーチェンジといった感じです。


ジョウビタキ

四万ゆずりは荘の裏で昨日撮影したジョウビタキの雄です。この数ヶ月間は四万温泉でも確認できましたが、北に向けて旅立つ時期も近づいていますね。今日から3月、このお洒落な冬鳥の姿を楽しめるのも、あと僅かとなりました。


四万温泉のヤマガラ(山雀)

木々の枝に葉の付いていない冬季間は、野鳥たちの姿を観察するのに最適なシーズンです。

写真はゆずりは荘付近で撮影したヤマガラ。

カラ類の混群の中の一羽がファインダーに収まってくれました。

 

 

露天風呂に入りながら、のんびりと野鳥のさえずりをお楽しみください。


■チェックイン   14:00~
■チェックアウト  ~10:00
上記時間は当館ご一泊の最長滞在可能時間です。プランによっては上記の通りではありませんのでご注意ください。

 

 

 


四万温泉の国民宿舎/四万ゆずりは荘

〒377-0601
群馬県吾妻郡中之条町大字四万4345
TEL:0279-64-2340

FAX:0279-64-2032