カモシカ平

写真は野反湖~志賀高原への稜線ルート上のお花畑『カモシカ平』です。野反湖北岸のビジターセンター、キャンプ場付近から1時間半~2時間ほど急登し、標高1974mの三壁山を経て県境稜線のアップダウンを繰り返しながら進むと、ようやく辿り着くことが出来ます。
7月18日・19日と視察する機会があり、参加してきました。ニッコウキスゲ(当地ではノゾリキスゲと呼ぶゼンテイカ)が満開に咲き競い、稜線を渡る風も爽やかで、流した汗に見合う素晴らしい風景を堪能してきました。
このカモシカ平を含め、群馬県がお隣の新潟県・長野県に接する県境線沿いは急峻な山並みが延々と続いています。関東地方と中部地方を分かつ山稜で、降る雨は太平洋と日本海にそれぞれ分かれ流れる中央分水嶺なんですね。この県境の登山ルート、今年の夏(8月11日)には長らく未整備区間であった『三坂峠~白砂山』の開通も予定されております。報道もされましたので、ニュースからこのルートを知った方も多いのではないでしょうか?

全線が開通すれば谷川連峰から三国峠~稲包山、白砂山、野反湖を経て志賀高原の山々、万座峠から四阿山を通過し鳥居峠までの全長100kmにも及ぶ国内最長のロングトレイルコースが完成します。(今回の発表では『ぐんま県境稜線トレイル』と呼ばれています)全線の踏破は上級者で5日ほどと言われていますが、このトレイルの登攀を予定されている健脚クライマーの皆さん、稲包山を登った折には、少し足を延ばして頂き、四万温泉で癒しのひと時を過ごされてはいかがでしょう?