
前回に引き続き四万温泉の虹の画像です。先程(2020年11月28日正午頃)の撮影ですが今回は少し低いところに七色の虹が現れました。場所は四万ゆずりは荘の裏手です。
弱い冬型の気圧配置の日は北の新潟県側から冷たい風に乗って霧状の雨粒が流れてきます。ここは関東の北端に位置する谷合なので南側から冬の陽光が届き、霧でスクリーン状になった谷の北側の大気に鮮やかな虹のアーチを描き出します。山にかかる霧そのものに色がついたような不思議な光景ですね。こういった非日常的な風景がしばしば見られる初冬の四万温泉を心行くまでお楽しみ下さい。